乳酸菌をソフトクリームで摂る

かき氷というと夏に食べたくなるものですが、ソフトクリームは寒い冬でも食べたくなる時があるという方が多いんじゃないでしょうか。
柔らかくクリーミーでアイスクリームとはまた違う触感のソフトクリームは、日本でも定番の冷たいスイーツでしょう。

牛乳から作られているという事で、カルシウム、脂肪分などは入っていますが、チーズやヨーグルトなど牛乳から加工されて作られたものには乳酸菌が含まれています。
ソフトクリームも牛乳から加工されて作ったものですから、乳酸菌が入っている?と思う方も多いでしょう。

でもソフトクリームで乳酸菌を摂取する、という事は出来ないといわれています。
というのも、もし仮に低温殺菌した牛乳で生きた乳酸菌がいる物を利用したとしても、ソフトクリームを作る際、加熱処理が必要となるため、高温に弱い乳酸菌は死滅してしまうと考えられるからです。

また、低温殺菌の牛乳は一部でしか販売されていなため、一般的にソフトクリームに利用される牛乳は高温殺菌、つまり微生物を全部死滅させ商品を安全性の高いものにして売られている牛乳を利用するため、乳酸菌が入っているとは考えにくいのです。
ソフトクリームを販売するお店の中には、ヨーグルトソフトという乳酸菌を配合したものを販売しているところもあります。
こういった場合、ソフトでも生きた乳酸菌が入っています。